雑木退治に夢中になっているうちに、気がつけば庭の主役は花木に移っている。

ここで最も華やかな花木はレンゲツツジ。朱色の花が枝先に蓮華のように集まって咲く。

樹々についての知識が全く無かった頃のこと、融雪を被った汚らしい株をバサバサと刈って「綺麗になった!」と得意気でいたら、花時に訪れた母親からこっ酷く叱られた思い出の灌木だ。後悔して「えこひいき作戦」を展開してみたが、甲斐あって随分盛り返してくれた。株の大きさでは往時に敵わないが、場所的には拡がりを見せてくれている。

こちらはナナカマドの日陰に生えてきた株で、今年初めて開花を見た。日光が足りないのか花色の薄いこと!何が足りなくても懸命に命を継ごうとするその意思には脱帽しかない。

この花の蜜は有毒なので要注意。もっとも、今の子どもは花蜜を吸うなどという遊びは知らないのかも知れないが。