ヤマガラをおぼえていますか?

ベランダの手すりにヒマワリのタネを出しておくと、次から次へとやって来て食べています。今は他にもエサはたくさんあるはずなのに、ヒマワリのタネはとくべつなごちそうなのかも知れませんね。

そう思っていると、とつぜん、窓ガラスをコンコンとつつく音がするではありませんか!ふりむくと、ヤマガラが窓わくにつかまって中をのぞき込んでいます。

「はいはい、なんのご用かしら?」

「コンコンコン(ヒマワリのタネがもうないよ!)。」

エサ台を見てみると、本当にからっぽでした。

「あら、ごめんなさい!」

ヒマワリのタネを手のひらにのせて窓からそっと出すと…、細い脚でしっかりおばあちゃまの指につかまって、タネをくわえるやいなや、バタバタッと大急ぎでシラカバの枝に止まりに行きました。「おじいちゃまが言ってたことは本当だったわ!」

じつは、二階でお仕事をしていたおじいちゃまにも同じことがあったのです。ホバリングしながら中に人がいるのをたしかめると、窓わくにつかまって窓ガラスをコンコンとつついたのですって。まるで「エサをおくれ!」と言っているみたいだったと…。そのことを聞いていたのでおばあちゃまもピンと来たのです。

人に飼われている小鳥や公園で暮らしている野鳥ではなくて、野山にいる野鳥がエサをねだるなんてことがあるのですね!びっくりコンです。しかも、そうやってエサをねだるヤマガラは一羽だけではないの。三羽ぐらいは同じことをしていました。上手くいった子から教えてもらうのかしら?それとも仲間がするのを見ていてマネをするのかしら?

エサがなくなった時に、ほかの小鳥ならどうするのか注意して見ていたら、コガラちゃんは「ビ〜ビ〜ビ〜」と鳴いて知らせてくれていました。

シジュウカラとゴジュウカラはどうかしら?次に来た時あなたたちが調べて、おじいちゃまやおばあちゃまに教えてね!